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丸に切竹に笠



  くれぐれも無断転用や無断にての「見てからの真似事等」無き用よろしくであります。


丸に切竹に笠
 あるときドイツからのお客様が家紋売り場にいらして、

 居並ぶ家紋達の中からこの紋章を指差してUFO?と尋ねた事が合った記憶がありますが・・・

 確かになっとくな姿かたちの家紋であります。

 家紋の様式美にかなっているようないない様なこの紋章は、

 絵の中の一部を取り出して円におさめたような画で、竹の様子は定型化された「模様」様式の竹であり、

 笠は家紋の様式にのっとった様式の笠であります。

 ちょっと考えると竹と比べて笹が大きすぎるし、

 笠はありえないほど小さいサイズになっていることに違和感を覚えますし、宙に浮いている笠は何か「異界感」を感じます。

 ドイツの方のご指摘ももっともなことかもしれません。

 切竹と笠の紋章は高橋姓の方からの注文で作る事がほとんどでありますが、

 この場合の高橋様は、高橋=「竹(高)柱」の意であったと伝え聞くもので、

 古来太陽神(アマテラス様)をお祭りする祭祀の家柄と伝わっております。

 太陽神のお祭りに当たっては日輪をかたどった飾りを、高い「竹の柱」の先に付け、それを立てて「よりしろ」としたそうです。

 そして竹の柱を立てる役目から「たけはしら→たけはし=たかはし」となったそうで、

 竹を立てるを漢字で書いて縮めると「竹冠に立」で「笠」となる事から。

 一族の印が「笠」であり「切竹」となったと伝え聞いております。

 異界感と非日常感も神事とのゆかりがあるものであると思うと一種の神聖な気配に感じられるものであります。

 家紋のデザインには意味があり歴史を伝える役目がある事から時々判じ絵のような家紋もあり、

 意味を伝えるためのデフォルメによって「異界感」さえ感じるようなデザインが現れる事があるようであります。

 また、家紋が必ず(見える円の場合も見えない円の場合もふくめて)円をまとうのは「円」が「縁」であり、

 また「まる」が「窓」のように空間と空間の境目にあり外=異界を視覚的に見るための装置であるからと思われるものであります。


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テーマ:和風、和物、日本の伝統 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2010/09/05(日) 01:35:40|
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