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水引家紋画像

水引家紋画像展示ブログ

結雁金



  くれぐれも無断転用や無断にての「見てからの真似事等」無き用よろしくであります。


丸に結び雁金
 なぜ「結び」なのか?不可解な部分も多く感じる謎多き意匠であります。

 水引細工師にとって結びは永遠のテーマでありますから、

 なおさらこの「結び雁金」の存在は常に気になるところであり、引っかかるところでもあります。

 雁金をあらわすことが容易ではないことが、

 こういったデザインの発生の理由であろうと考えるのであります。

 雁金とは、鴨・雁の類の渡り鳥をあらわしているものであるはずですが、

 ではその中のどれ?というのがそもそも定められていない上、

 沼地に羽を休める姿をイメージするのではなくて、

 高い高い空に編隊飛行をする群れの姿がイメージの主体と言うことが

 この意匠の込み入った背景のスタート地点であるのであります。

 雁金紋は結びではない雁金紋もあり、家紋としてはどちらも同じ意義・内容を持って用いられているのでありますが、

 それがためになおさら「結び」という要素が必然となる理由がむつかしくなるもので、

 この「結び」はあるいは縄文土器に通じるような、

 紐や筆先のうねり運動によってパターンとして描かれる規則性を抜き出しているのではと考えたりもするのです。

 「書」や「画」ということ概念を取り払った状態で「筆」に代表される筆記具などを紙・板などの上に走らせると

 楽しく不思議に現れる手指の構造や筆記具・画材の構造によって決定される模様が

 一つの根源ではと思ったり感じたりするのであります。

 また、羽毛という構造を持つ鳥類の動きや姿が骨格のラインを見えにくくしていることも

 こういった意匠を見ても違和感を感じさせない要素かなぁとか、

 さらには風に乗りかぜに合わせて配列や配置を替える渡り鳥の編隊飛行の軌道も必然として立体交差をし、

 結びのラインを描くので、それも要素なのかなぁ・・・

 あまりにとりとめの無いもので申し訳がないのでありますが、これが今現在の自分の考察の現状であります。

 デザインとして完成されていることは間違いの無いもので、すばらしい家紋であります。



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  1. 2012/08/15(水) 00:29:09|
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