くれぐれも無断転用や無断にての「見てからの真似事等」無き用よろしくであります。

家紋は単純化と様式化を「円周」を基盤に行うものであります。
帆掛け舟を円周に収まる形にきめることは大変困難なものであります。
絵師いわく「船を平面的にデザインすることが第一過程」「南画や水墨画の船の描き方と共通するデザイン」
聞き手依存からくると思われるのはやはり「向き」でへさきの向きと、帆と綱の交差が右利き仕様であります。
困難はそこからで、円に収まる形でふぃにっしゅしないデザインの物を円におさめるには、
手順を通常の逆にして、円を後でかぶせるということになるということであります。
拡大縮小やこぴぺという手段の無かった頃の困難は想像するに余りあるものであります。
いわゆる「わりだし」で描き終わらないパーツが多いので、わりだしであたりをとり、あたりのとれたところをさらにわって・・・
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テーマ:和風、和物、日本の伝統 - ジャンル:趣味・実用
- 2013/05/20(月) 23:46:45|
- 美術工芸
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